政治
読了。僕は大学を中退してるし(というかだからこそ)大学は「条件なき大学」であって欲しいと熱烈に願っているのだが、事態は真逆というか早稲田や埼玉大や首大の事例には溜息が出る。(無論これらの大学が相対的に目立つだけであって、大学のネオリベ的編…
思ってたけどやっぱりそんなことが書かれていた。日本共産党 (新潮新書)を読了。外野から見ていて気になるのは、日本共産党の高齢化で、これだけ若い党員が減ってくると、30年後とかどうなってるんだろうとか思ってしまう。なんか第一次産業の後継者不足みた…
しんどかった。『「スピノザの宗教批判」への序文』すごくねじれているけど面白い。これ人生かけて読んでるね、シュトラウス。もうちょっと考えてみます。
『リベラルからの反撃』読了。僕は「クズどものクズどもによるクズどものための政治」って言う「来るべき民主主義」に親和的なんだけど、そういう言説がある程度人々の耳を驚かせなくなることで、この本の主流をなす中道寄りに世の趨勢がシフトすればそれは…
どんどん読む分量が短くなっていく『リベラリズム 古代と近代』。マルシリウスなんて初めて読んだよ。シュトラウス以外の見解はどうなっているか知りたい。
武田泰淳『政治家の文章』読了。「政党全滅」をめぐるもろもろの文章より引用 では、「政党全滅」という事態をひきおこした、その根本的な原因はどこにあったのだろうか。政党などはなくなっても、さしつかえないから、もう少しまともな政治をやってもらいた…
アンコール復刊された『政治家の文章』武田泰淳を読む。まだ半分ほど。薄いけどゆっくり読もうっと。新赤も1000点突破だけど、青版ぽい新書も作り続けて欲しい。
うーん。マイモニデスについての知識はほぼ白紙なのでここでの議論を真に受けていいのかは留保。公的な教義/秘密の教義の二分法は、容易にシュトラウスのリベラリズム観に結びついちゃうような。もうちょっと読んで出直します
第五章「ルクレティウスについての覚え書き」がすごい。もうひたすら精読している。精読と言えば、三章、四章もそうなんだけど、このひたすら読んでいくスタイルっていうのは、一章、二章で披瀝されるシュトラウスの教養観から来るんだろうな。「テクストぐ…
リベラリズム 古代と近代 (叢書 フロネーシス)作者: レオシュトラウス,Leo Strauss,石崎嘉彦,飯島昇藏出版社/メーカー: ナカニシヤ出版発売日: 2006/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見るに着手する。まだ全然進まな…
で思考のフロンティア「暴力」上野成利を続けて読むわけだ。問題意識の向かう先は「現代政治理論」と重なる。シュミット、アレント、ラクラウ&ムフ、アドルノ&ホルクハイマー、ベンヤミン、デリダ、ハーバーマス。100ページ強という限られた枚数でこれらに…
「現代政治理論」(有斐閣)川崎修 杉田敦編を読む。リベラリズムそして民主主義を学びなおすのには非常に便利な教科書。こうしたリベラリズムの方向と、ブランショ、レヴィナスからデリダ、ナンシーの方向(これらだって深刻な差異を孕んでいるんだが)をう…
「いま平和とは」(岩波新書)最上敏樹読了。もとになったのが、「NHK人間講座」のテキストということもあって読みやすい。やはり一番関心のあるのは「人道的介入」なんだけど、これやっぱり軽々しく答えを僕は出せない。とはいえ、「決断」はなされねば…
まだまだ新書は続く。すぐ読めるっていいね。 確認のための読書って気がしないわけでもないが。