2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

今日購入した本

1.『バブル文化論 としての一九八○年代』(慶應義塾大学出版会)原宏之 あんまり入荷しなかったので慌てて追加注文。 2.『ラディカリズムの果てに』(イプシロン出版企画)仲正昌樹 まあなんだかんだ言ってもつい買ってしまう。 6月は財布のヒモを引き締め…

みすずの近刊

なんかいい感じですよ。 1.『「日本国憲法」まっとうに議論するために』樋口陽一(理想の教室)6月下旬刊 2.『大塚久雄 人と学問』石崎津義男 7月3日刊 3.『ポーランドのユダヤ人 歴史・文化・ホロコースト』フェリクス・ティフ編 阪東宏訳 4.『宗教を語りな…

PR誌いっぱい

『図書』、『百科』、『一冊の本』、『波』をもらう。 その中で、7月近刊で要注目のもの 岩波 1.『万民の法』ジョン・ロールズ 中山竜一訳 2.『言語の基盤 脳・意味・文法・進化』レイ・ジャッケンドフ 郡司隆男訳 新潮 1.『サッド・ヴァケイション』青山真治…

電車の中で

赤瀬川原平の『芸術原論』を読み始める。

仮初の読了

『現代思想』アガンベン特集を読み終える。松本潤一郎「マイナーと福音」:「教会」が出てきたとき、「おっ、絶対につなげてくるぞ」と思って読んでいくとやっぱり「党」が。その「党」はまた中井正一の「委員会」のようなものだ、とされる。ここまで確認しつ…

ダヴォスにおけるハイデガーの振る舞いなども考慮に入れつつ

「ジンメルにおける哲学と文化」と「アレクサンダー・ミッチャーリッヒの社会心理学」を読む。ジンメルを読んでいくと、なんで(僕は)こんなに読めないのだろうといつも思うわけだが、それは(僕に)新カント派の素養がまるで欠けているのが理由の一つに思え…

でもね

『哲学者は何を考えているのか』:今日はアラン・ソーカルとエドワード・O・ウィルソンのインタビューを読む。上でああ書いたものの、一方で両者に対して、「これくらいクリアーだと胸がすく」、というのもあってなかなか悩ましくあるわけだ。

べらんめぇ口調が気になるものの

『遺伝子不平等社会』読了。気になるのやはりは立岩真也とのやりとり。金森さんの『遺伝子改造』もそうだけど、より悪いネガティブ優生学の招来を避けるためにポジティブ/リベラル優生学を許容する(というかその趨勢は避けられないだろうという見通しを語る…

今日読んだ本

熟読?それ食べられるの?という粗い読書をしてしまう。しかし反省はしない。(犬無反省) 1.『ユリイカ』任天堂特集 読了。みんなおんなじことをいってはしないか疑惑。面白かったけど。 2.『テクストとコンテクスト』 「マックス・ホルクハイマーの命題 『…

今日借りた本

1.『ずっと』(角川書店)森健 予約していた本。本当に読みたかったかは自問自答 2.『昭和のまぼろし』(文藝春秋)小林信彦 飲酒の友にうってつけ 3.『ロコ!思うままに』(光文社)大槻ケンヂ ダメな中学時代を強制的に思い出させるので、僕は大槻ケンヂを…

今日購入した本

1.『絵はがきの時代』(青土社)細馬宏通 2.『主婦と恋愛』(小学館)藤野千夜 3.『銃』(新潮文庫)中村文則 4.『太陽の塔』(新潮文庫)森見登見彦

広く薄く

同時並行して読みすぎ。 1.『ユリイカ』任天堂特集の続き まだ途中。ブルボン小林×飯田和敏×米光一成の鼎談まで進む。 2.『イエスの時』 読了。前作『イエスという経験』を読んでからの方がいいですよ。後半はアガンベンの『残りの時』を俎上に載せたパウロ…

今日購入した本

1.『晴れのち曇りときどき読書』(みすず書房)松浦寿輝 読みも読んだり165編。 2.『遺伝子不平等社会』(岩波書店)池田清彦編 これは読まないとな。 遺伝子「不平等」社会―人間の本性とはなにか作者: 池田清彦,小川眞里子,正高信男,計見一雄,立岩真也出版…

そんなペースで出るの?

春秋社の新シリーズ『現代哲学への招待』、6月も出るようです。 『君はいま夢を見ていないとどうしていえるのか』バリー・ストラウド 永井均監訳・岩沢宏和・壁谷彰慶・清水将悟・土屋陽介訳 Great Works(=緑色)で出るみたいです。鼻血出そう。それにして…

気になる

ここ数日の気になる本 1.『チマ・チョゴリ制服の民俗誌』(双風舎)韓東賢 いい表紙ですね。 2.『弁論集 1』(京都大学学術出版会)デモステネス 加来彰俊・北嶋美雪・杉山晃太郎・田中美知太郎・北野雅弘訳 何年がかりだろう。 3.『反戦のメディア史』(世…

読売の書評がすごかった

『リベラリズム 古代と近代』、『アジアはアジア的か』、『ボーリング』...。ちょっとした社会科学祭り。産業図書の『ジハード』がたてつづけに売れる現場を目撃したり。ちょっと感慨深いものがありますな。最近書評が売れ行きに結びつかないなあ、なんて感…

地味に更新し続けてるんだが

手動チェッカーすら作動せず。どうしたらいいんだろうか。

ユーザー本位の議論

『情報の私有・共有・公有』読了。おおいに啓発される。いかなる点で啓発されたかはいずれまた。

ちょっとずつ読んでいく本

『哲学者は何を考えているのか』:シンガーのインタビューを読む。1日1人で22日か。 『新しい教科書 ことば』読了。巻末のブックガイド、監修者の本が若干多いのはご愛嬌。

ハイデガーとの対決

『テクストとコンテクスト』:今日は「マルティン・ハイデガー 著作と世界観」を読む。ファリアスの著作への序文(言わずと知れたアレ)。1989年だから当然のごとく『哲学への寄与』には触れられていないが、それに対するハーバーマスのコメントが読みたい。…

分かってたのね

『世界がわかる宗教社会学』読了。2日前に「見くびられているのではないかと言うかすかな疑念が」と書いたけど、文庫版後書きを読んで納得する。 本書について、「簡単すぎる」「知っていることが多い」という評を目にする。 それでよいのである。 本文を、…

要保存のアガンベン特集

『現代思想』を80ページほど読む。立岩連載:仕切り直し。(ずっと仕切り直しのようにも見えるが、これは扱う問題が仕切り直しを強いている、と見るべき)。注において『マルクスの使いみち』への言及あり。田崎英明+上村忠男の対談『言語と時の』ちょっとお…

任天堂にたどりつかず

『ユリイカ』読み始める。任天堂特集に入る前まで。中村稔の連載が、いよいよ原口統三に触れ始める。佐藤亜紀の「小説のストラテジー」:今回は笙野頼子の『水晶内制度』を取りあげていてこんな記述をしている。 これ(引用者注:『水晶内制度』)が出たのは…

今日購入した本

1.『現代思想』6月号(青土社)特集:アガンベン 2.『ユリイカ』6月号(青土社)特集:任天堂 発売日に買う 3.『InterCommunication』57号(NTT出版)特集:情報と世界を読む ブックガイド大好き(趣味と実益を兼ねて) 4.『サルトル』(文庫クセジュ)アニ…

今日読んだ本

最近頻繁に湯船の中で寝てしまったりして疲れているんだけど、そんな中読んだ本について簡単に触れる。 1.『聖なる陰謀』 やっと読み終える。晩年になってもバタイユにアセファル再建への意志が あったとは。 2.『グラウンド・ゼロと現代建築』 読了。書き下…

今日購入した本

1.『哲学者は何を考えているのか』(春秋社)ジュリアン・バジーニ・ジェレミー・スタンルーム編 松本俊吉訳 奥付に不吉な文字が... 「現代哲学への招待」は、日本哲学界の重鎮・丹治信春先生の監修で、丹治先生の折紙付きの哲学書を刊行してゆくシリーズで…

カール・シュミット(僕の財布に)挑戦

1.若干遅れていた『カール・シュミットの挑戦』(風行社)シャンタル・ムフ編 入荷。なにもこんな時期に...。しばらく寝かせてみます。いいよね?(誰の許可を求めているのだろう?) 2.明日発売の雑誌入荷。 『現代思想』特集:アガンベン(要保存)、『ユ…

飲酒の友

『ことば』(プチグラパブリッシング)を肴に。あと、『テクストとコンテクスト』をものすごいスローペースで読もうと画策中。あんまりハーバーマスって読んでないから慣れていきたいな、なんて思うわけです。

わかりやすいといえばこれも

『世界がわかる宗教社会学入門』。一神教の部分を読み終える。東工大の教養課程の講義をもとにしたものだが、このわかりやすさって実は見くびられているんじゃないかというかすかな疑念が。

わてら陽気なラカニアン

『文化と現実界』読了。分かりやすい。けど分かりやすいと不安になる。「こんなに分かりやすいはずはない」、と。なんでやねん。(なぜか大阪弁)。著者の、アントニー・イーストホープの引用をさらに引用 「バトラーのラカンの本は私が読んでいるラカンの本…