倫理
『生命倫理学と功利主義』を読了。功利主義に限らず英米系の潮流には、実は大学を辞めてから真面目に読み始めている。もっとはやく読んでいればよかった。これも読もうかしら、
『生命倫理学と功利主義』続き。一貫した説明が可能な功利主義ではあるものの、生命の現場に適用するとなると矛盾が出てくる、と。シンガーの動物解放論を功利主義的に擁護すると、胎児&新生児の(シンガーの)取り扱いが必ずしもうまくいかなくなるのでは?
読み始める。といっても冒頭のみ、「功利主義とは?」を解説した1,2章を読む。生命倫理への功利主義的アプローチはこれから。僕は小松美彦に多く影響を受けているので、バイアスはかかりまくりなのだが、だからといって功利主義を避けていいというわけではな…
『倫理学案内』読了。7章の「経済活動」を読んでいて、改正と言うものの会社法の何が変わったのか全然知らないことに気付いて愕然とする。岩波新書のリニューアルでも『会社法入門』はスルーしてしまっているし...知っているに越したことはない(はず)
『倫理学案内』の続き。今日は「科学技術」と「情報」。科学と技術をひとまとめにしてさしたる違和感を感じないことには自覚的でありたいな、と。
倫理学案内―理論と課題今日は「生命の始まりと終わり」と「福祉と優生学」を。「功利主義って使える!」って思う時の「使える」と、「他ならぬ『この私』の尊厳」の間の割り切れなさ。倫理学なんてアポリアをめぐることに意義があると言えばそれまでだけど、…
第2部課題編の1章「世代間倫理」と2章「自然中心主義、動物の権利」。ずーと読まなければと思いつついまだに読めていない理由と人格―非人格性の倫理へ
『倫理学案内』9章「徳倫理学」と10章「ポストモダニズム」。9章の文献案内でハーストハウスの『徳倫理学』が知泉書館から土橋茂樹訳で近刊ということを知る。これは楽しみだ。10章で理論編は終わり。なんだか猛烈に喰い足りないが、次からは課題編。応用倫…
『倫理学案内』5章「実存主義」と、6章「メタ倫理学」。マルセル&ヤスパースほとんど読んだことない。(ヤスパース:哲学入門 (新潮文庫)、戦争の罪を問う (平凡社ライブラリー)くらい。)この2人を同時に読める『世界の名著』(まだ新刊が手に入る)読むべ…
読了。法と倫理の関係について啓発されるところが多い。未来世代への責任について、気になった部分の引用(メモ) 中間規定としての倫理水準 (1)未来世代としての現世代 (前略)この理念には、未来の人々の倫理観を予測して方針を決めること自体が、非倫…