2006-05-05から1日間の記事一覧

今日購入した本

1.『利己的な遺伝子』(紀伊國屋書店)リチャード・ドーキンス 日高敏隆・岸由二・羽田節子・垂水雄二訳 買っちゃった 2.『インディアナ、インディアナ』(朝日新聞社)レアード・ハント 柴田元幸訳 全然知らない小説家だけど、柴田訳ならきっと面白いはず。…

永遠の入門者

哲学の問題群―もういちど考えてみること読み始める。1.「人間とその生」2.「私と他者」3.「自由と行為」まで。きわめて読みやすい。もう哲学に関しては一生入門者でいいや。ただ良い入門書と悪い入門書の差には敏感でありたいけれど。

自己決定

倫理学案内―理論と課題今日は「生命の始まりと終わり」と「福祉と優生学」を。「功利主義って使える!」って思う時の「使える」と、「他ならぬ『この私』の尊厳」の間の割り切れなさ。倫理学なんてアポリアをめぐることに意義があると言えばそれまでだけど、…

涙無しにはよめない

文学と革命〈上〉 (岩波文庫)1章「十月革命の外の文学」と2章「革命の文学的同伴者たち」まで。革命は農民的・自然成長的なものではなく、プロレタリアート的・目的意識的だという原則が繰り返されるたびに、感傷・のようなものが去来してしまう。しかし、こ…

西哲ライターもどきが読む

読了。小説内に作者が顔を出そうが、小島信夫や藤枝静夫を読むようにこの作家の小説も読めばいい(と思う)←ちょっと弱気に。でも、『水晶内制度』や『金毘羅』は読んどいたほうがいいかも。美醜さえ超えてしまう老いに関する言及があるが、老いを深く掘り下…

そして船は行く

読み始める。3分の1ほど。唐突に『夜の果てへの旅』のアフリカ行きに船を思い浮かべる。別にブログ名にかこつけてというわけではないけど。鼎談ということもあって話が一直線に進まないのがいい。安場保和、後藤新平の話題がやっぱり出る。藤原書店が最近こ…