2006-05-11から1日間の記事一覧

今日購入した本

筑摩は分割して購入の方向で 1.『フーコー・コレクション1 狂気と理性』(ちくま学芸文庫)小林康夫・石田英敬・松浦寿輝編 2.『戦闘美少女の精神分析』(ちくま文庫)斎藤環 3.『文学部をめぐる病』(ちくま文庫)高田里惠子 この後ろには岩波新書の近刊『…

洪水はわが魂に及び

文庫・新書の新刊ラッシュ。で迷い中のもの 1.『黄金伝説』1(平凡社ライブラリー)ヤコブス・デ・ウォラギネ 前田敬作訳 こんなのが手軽に読めるなんて。 2.『嗚呼!!明治の日本野球』(平凡社ライブラリー)横田順弥 きっと面白そう。 3.『バタイユ』(講…

飲酒の友

読み始める。賞をどの時点での作品に与えるべきか/実際に与えられるかのギャップ。例えば吉村萬壱。『ハリガネムシ』は『クチュクチュバーン』よりも「いかにも文学」している点で必ずしも完成度が高くないけど(実際は『ハリガネムシ』が受賞)。この本が出…

お勉強

『生命倫理学と功利主義』続き。一貫した説明が可能な功利主義ではあるものの、生命の現場に適用するとなると矛盾が出てくる、と。シンガーの動物解放論を功利主義的に擁護すると、胎児&新生児の(シンガーの)取り扱いが必ずしもうまくいかなくなるのでは?

アイロニーをめぐって

「分かりやすさ」の罠―アイロニカルな批評宣言 (ちくま新書)読了。全体的に既読感は漂うものの、その都度の立ち位置を確認するのには仲正さんの本はやっぱり有用。ポジション・トークは避けたいです、僕も。北田暁大が「ロマン主義的シニシズム」を警戒する…

いつのまにやら

『楽園への疾走』読了。気がつけばとんでもないことになっていた。楽園の書き割り感がすごい。アホウドリもう関係ないじゃん!