2006-02-28から1日間の記事一覧

「性質例化としての出来事」ジェグォン・キム 同じ勁草書房から出てる「シリーズ心の哲学」翻訳編に収録されてる「随伴的かつ付随的な因果」を念頭において読んでみる。

愛すべきクズ共

「死せる魂」(下)に突入。今日は第二部三章まで。一章の登場人物テンテートニコフ のニートっぷりが素晴らしい。

僕は肺魚が好きだった

進化心理学にもゆるい興味を覚えていたりするんで、ネアンデルタール人の正体―彼らの「悩み」に迫る (朝日選書)作者: 赤沢威出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2005/02/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (6件) を見るを読…

ハイデガーはいまだに劇薬

「現代ドイツ」(岩波新書)三島憲一 これぞ新書っていう一冊。現代ドイツの言説を扱っているものの、 いちいち日本の状況と符合する。旧枢軸国の共通性? ドイツの反動が「本来性の隠喩」として使うハイデガーやニーチェ、ワーグナー の使用に「抗争」して…

ニート言説にかこつけて己について語ってみる。

今日は休日だというのに、僕といえばえんえん本を読んでいたわけで。 休日は一人で過ごし、誰かと一言も言葉を交わさなくても苦にならないどころか、むしろそれを望んでいるくらいなので、 当然コミュニケーション・スキルなるものを求める風潮には、うっす…

復習

最近、「人性論」を買ってみたり(いつ読めるか分からないけど)、 まもなく、「省察」の新訳がでたり、サールの「マインド」も出そうなので、 復習の意味を込めて、「心脳問題」を読み直す。心脳問題―「脳の世紀」を生き抜く作者: 山本貴光,吉川浩満出版社/…