人類学

木を見て森を

読了。これをもって『神話論理』は読んだふり。鈴木一誌「重力の行方」と安冨歩の「記号の身体性」が特に良かった。『神話論理』使いこなせなさが魅力です。

あともう少し

まだまだ読みます『真理の帝国』。法措定暴力、法維持暴力云々と、このドグマ人類学が、どこまで根を同じくして、どこから別れるのか考え中。法ー外なものをめぐるわけです。そしてそれはしんどい。

ドグマ漬け

『真理の帝国』第Ⅰ部『ドグマ的機能研究の争点』を読む。議論のベースに精神分析があるんだけど、(同時に)既存の精神分析の言説への批判を含んでいるため、読み進めにくいのも事実。だけど重要な部分はかなり繰り返して言及されているので、それを頼りに読…

しばらくドグマ漬け

を読み始める。といってもまだ予備考察まで。どうでもいいけど、背表紙の感じが『真理を求める人間』(産業図書)ジャン・ピエール・シャンジューに似ている。 と律儀?に読んでいってるものの、到底ローマ法に関する議論を読みこなせているとは言えない。ま…

この厄介な部分

『精霊の王』読了。結局ここでしょ、 ところが日本の王権である天皇にあっては、律令制という合理的なシステムが導入されるようになってから以降もずっと、自然の内奥との深い結びつきを主張する「王の熊の身体」あるいは金春禅竹的な言い方をすれば「王の宿…

リゾート感覚で

を読んでいく。二度目だしね、速いですよ。半分ほど読む。小説だと思って読めばいつも、すごく面白いのさ、中沢新一は。でもね、僕は仏教の素養がほぼゼロなのに、本覚思想を礼賛する文脈があると反射的に警戒してしまうのはなぜだろう。特に「日本には本覚…

僕は肺魚が好きだった

進化心理学にもゆるい興味を覚えていたりするんで、ネアンデルタール人の正体―彼らの「悩み」に迫る (朝日選書)作者: 赤沢威出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2005/02/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 36回この商品を含むブログ (6件) を見るを読…