アジア

『不安型ナショナリズムの時代』

読了。日・中・韓を開発主義でまとめてよいものか思案。 フリーター=夢を追う人という誤解はやっぱり解いていきたいよね。フリーター=夢を追う人と規定しつつ切り捨てる一方で、「これからはコンテンツ産業だ」と息巻いて「夢を追え」と言わんばかりの二枚…

kill kill kill kill kill the poor

の三章までで今日はお休み。この三章の「ポスト民主化の若者たちのゆくえ 韓国」が、 に収録されている木村幹の「大韓民国の『現実』とその喪失」に似ているような気がする。この人ニューアカ的なものには否定的な評価を下しているけど(第二章)、良くも悪…

つまるところ日本/近代かよ、って何度でもここに戻る

アジアは“アジア的”か読了。この本お買い得ですよ。というのは、二部構成で、モンテスキュからマルクスにいたる社会思想のテクストにおける「アジア的」の使用法の変遷を書いた部分と、日本における「アジア的」なるものの受容と、そこからの偏差の概括、そ…

読了

「ポスト<東アジア>」読了。ここに書かれていた事の多くを知らなかったという事は、やはり僕の東アジア情勢への関心の低さを表しているんだろうか。 韓国現代史をくわしく学んでみたい。

引き続き

韓洪九インタビューまで。 日中韓共通の歴史を書くということは、どの国にとっても心地よい言説を紡ぐ事を断念することであって、 それを実行することははっきり言って容易な事ではないだろう。日本のみならず中韓においても、自分化を中心にそえたいという…

続・ポスト東アジア

今日は第二部を。 「台湾における中国イメージの変容」がとても参考になる。中華民国成立以前に植民地化されたという時期の問題、 朝鮮半島との統治法の差、中華人民共和国の成立。これらと、台湾内部における世代間の問題。錯綜するイメージが うまく整理さ…

ポスト<東アジア>

を読み始める。今日は第一部までを。ちょっとずれるが、僕のアジア主義との出会いの原体験は、古本屋でボロボロになった「現代の眼」を まとめて買った中学時代(ソ連はもう崩壊していた)に、松本健一の北一輝論を目にしたことだ。高校あたりでポツポツと、…