2006-04-28から1日間の記事一覧

今日購入した本

1.『絶叫師タコグルメと百人の「普通」の男』(河出書房新社)笙野頼子 「西哲ライター」もどきだって、笙野頼子読みますよ。 2.『倫理学案内 理論と課題』(慶應義塾大学出版会)小松光彦・樽井正義・谷寿美 一応倫理学科に籍(のみ)を置いていたので

休配には正直ほっとする

入荷したもの 1.『存在と知覚 バークリ復権と量子力学の実在論』(法政大学出版局)瀬戸明 勝手に若い人かと思い込んでいたら、そうではなかったようで。 2.『オッカム哲学の基底』(知泉書館)渋谷克美 ここに分け入ると一生出られない予感。 3.『決定版 漱…

近代ってなんだろう(なんだろうね)と考える近代人(なのか)

芸術(アルス)と生政治(ビオス)を読み始める。美術品の修復と衛生学の重ねあわせが興味深い。まだ半分ほど読んだだけ。この論文集は「生政治」を前面に押し出してるわけではなく、どちらかというと美術史の言説から「生政治」があぶりだされている感じ。(感…

ダダダイズム(ヤプーズ)

水声通信 (No.7(2006年5月号)) 特集 ダダ 1916-1924を読み始める。当たり前だけどダダが破壊のみではないこと、シュルレアリスムによって乗り越えられたわけでもないことを再確認。塚原史の「ダダの世界化から世界のダダ化へ」の注26に驚く 2006年1月4日午前…

洋館出してもオーケーなのは

読了。19世紀英国小説から階級問題を抜いた感じできわめて読みやすく、面白い。というか、主人公と預けられる伯父の家には明らかに階級差があるんだけど、それが葛藤を生まないように書かれているので、恐らくそれが読みやすさに繋がってるのではないかと。…

丸山本読了

やっぱり藤田省三はイイ!と思わせる、丸山をめぐる岡本厚との「知識人について」と題された対談からの引用 岡本:なぜ、60年代以降、丸山さんの書くものはだめになったと思われますか。 藤田:それは偉くなったからだよ。やっぱり死物狂いで書かなければいけ…