2006-04-13から1日間の記事一覧

今日購入した本

1.『ロラン・バルト』(青土社)グレアム・アレン 原宏之訳 このシリーズは全部買うんだろうな。 2.『アジアはか』(ナカニシヤ出版)植村邦彦 きわめてよいタイトル 3.『溺れるナイフ』3巻(講談社)ジョージ朝倉 『平凡ポンチ』てどうなったんだっけ?

触れ得ないものに触れる

私に触れるな―ノリ・メ・タンゲレ (ポイエーシス叢書 (55))を読了。いまだ『触覚』は読まないまま。マグダラのマリアの特異点。触れる宗教であるキリスト教における「復活」の触れ得なさ(=という迂回を経ての触れ)。これは「キリスト教の脱構築」というよ…

国語辞書を持っていないけど

を2章まで読む。図書館で借りたんだけど、面白い。買えばよかったと後悔。辞書編纂の国家事業的側面と、それの普及に一役買う「中辞書」や「小辞書」を引く「国民」の側へのアプローチ。続きが気になる。

バビロン再訪

「はじまりのおわり」と「おわりのはじまり」 一九七二 (文春文庫)を読み始める。今日は奥崎謙三が出てきたあたりまで。日活ロマンポルノの始まりを記述する冒頭に応答する形で、僕のささやかなピンク映画体験を少し。僕が高校生の頃、ピンク映画四天王が注…

デカルト入門裏口から

デカルト入門 (ちくま新書)読了。ちょっと裏口っぽい切り口 また、デカルトは、「高邁」が自己に対する尊重の情念をひきおこすとするだけでなく、われわれは他者に対して「尊重」の念をもつと考える。それは、われわれが他者を自由原因とみなす場合、すなわ…

内田樹の労働観

態度が悪くてすみません―内なる「他者」との出会い (角川oneテーマ21)や、知に働けば蔵が建つでも触れられているが、 人間の社会は一人一人が「オーバーアチーブ」、つまり「対価以上のことをしてしまう」ことによって成り立っているからである。 そりゃそう…

飲酒の友

本を書く人読まぬ人とかくこの世はままならぬ (Part 2)読了。90年〜93年に書いた書評を中心に編まれたこの本、『日日雑録』に混ざりこんでいたとしても全然違和感がない。大岡昇平も中上健次も後藤明生も山田風太郎も、全員死んでいるのに。この本で二回取り…

店頭で確認した本

1.『近代性論再考 パーソンズ理論の射程』(世界思想社)進藤雄三 パーソンズ、やらなくちゃダメ?受験生の皆さんが赤本を買ってくれるから、こういう本が出せるのです。(すみません、緑本を使ってました)。 2.『演劇は道具だ』(理論社)宮沢章夫 3.『散…