国語

漱石が

読了。ためになる。戦後を通じて漱石は(当然ながら)国語教科書に組み込まれているわけだが、その組み込まれ方の布置が時代によって異なること。まあそれはそうなんだが、1949年検定の高校教科書『新国語 ことばの生活 三』の『虞美人草』の取りあげ方 「き…

『辞書の政治学』読了

第4章「習慣化を目指す辞書」において、学習指導要領の変遷とともに辞書がどう位置付けられてきたかが分析されている。1998年の指導要領に関する記述。 「3.教材については、次の事項に留意するものとする。」のなかに、「ア 国語に対する関心を高め、国語…

国語辞書を持っていないけど

を2章まで読む。図書館で借りたんだけど、面白い。買えばよかったと後悔。辞書編纂の国家事業的側面と、それの普及に一役買う「中辞書」や「小辞書」を引く「国民」の側へのアプローチ。続きが気になる。