2006-03-17から1日間の記事一覧

前触れ無しにタイトルを変えてみました

ちょっと「単なる理性の限界における宗教の二源泉」を意識してみました。ラリーズとセリーヌ、そして大江。夜の果てへの旅〈上〉 (中公文庫)作者: セリーヌ,Louis‐Ferdinand C´eline,生田耕作出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2003/12/01メディア: 文庫…

今日購入した本

「リベラリズム 古代と近代」(ナカニシヤ出版)レオ・シュトラウス ネオコンとは何か?考えたく購入。 「村上春樹の隣には三島由紀夫がいつもいる。」(PHP新書)佐藤幹夫 「収穫候補」のカテゴリーにPHP新書を入れなかったのは、早速この本を買ったから。…

心の哲学をめぐる冒険

一つ前に読んだ本に引き摺られた見出し。今日は、第六章「志向性」、第七章「心的因果」、第八章「自由意志」と読んでいった。サールにとっても自由意志はかなり手強い問題のようで、前2章とは打って変わってかなり慎重だな。しかし、この本かなりかゆいと…

月曜日は最悪だとみんなは言うけれど(月曜社は最高)

たまには駄洒落も良いもんだ。「月曜日は最悪だとみんなは言うけれど」読了 「ジョン・アーヴィングの世界(改訂版)」ジョン・ポール・ニューポート 「私は......天才だぜ」トム・ジョーンズ 「シークレット・エージェント」デニス・ジョンソン トム・ジョ…

初期マルクス

僕は吉本隆明の真面目な読者ではないし、今現在も吉本の「聞き書き」的な書物が矢継ぎ早に刊行され、かつどれもそこそこ売れるという現象には「不思議だなあ」という印象程度しか持たない。そんな僕なんだが、文庫化されたのを期にカール・マルクス (光文社…

憲法選読了

やっと読み終えた。憲法制定権力を考える上で思い起こすのが高校3年の時の学園祭をめぐるゴタゴタだ。僕が通っていた高校では、学園祭は行事としてあらかじめ日程が組まれていたわけではなく、建前として、有志が学園祭をぜひ行いたいという自発的な要求を…

酒が進む

昨日というか今日の明け方飲みながら読んでた映画のなかのアメリカ (朝日選書)作者: 藤原帰一出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/03/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 15回この商品を含むブログ (15件) を見る装丁はこんな感じ。今日もこの日記…

多分買わないだろうと思うけど興味がないわけでは無い本たち

ここ数日で随分新書の新刊が出ているので、興味のある本のフォローを。 「『悪所』の民俗誌」沖浦和光 「日本人の遺訓」桶谷秀昭(以上2点文春新書) 「男女交際進化論『情交』か『肉交』か」中村隆文 「郵便と糸電話でわかるインターネットの仕組み」岡嶋…