マルクス
読んでる最中何度もうつらうつらしながらついに『文学と革命』読了、したんだけど結構忘却の彼方に行ってしまっているトピックが多い。ロシア文学、あんまり読んでいないんだよなあ。
トロツキーの『文学と革命』下巻へ移る。100ページほど。
『文学と革命』上巻読了。第2版でつけ加えられた「文学とロシア共産党の政策について」が、演説ということもあって生々しい。(ヤジまで収録されてる)。社会革命が成っても、芸術はそれに一対一の対応をしないのであって、遅れたり、逆に過剰に速かったり…
トロツキーの続き。3章「ブローク」、4章「未来主義」、5章「詩の形式派とマルクス主義」、6章「プロレタリア文化とプロレタリア芸術」まで。このあたりまで来ると と比べてみるのも一興かと。
文学と革命〈上〉 (岩波文庫)1章「十月革命の外の文学」と2章「革命の文学的同伴者たち」まで。革命は農民的・自然成長的なものではなく、プロレタリアート的・目的意識的だという原則が繰り返されるたびに、感傷・のようなものが去来してしまう。しかし、こ…
まとめて購入した新赤版の岩波新書。最初に読むのは、世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて (岩波新書)トラクリじゃん!ってのは言いっこなし。新書でこれだけ読めたら満足。 この本を買った人はこんな本も買っています。(人力) カントと永遠平和―世…
読了。まず注意。この本は、現在に即応する「ネオ」共産主義の形を提示する本ではない。むしろ、マルクスによって「空想的」と言われた「空想的社会主義」とはどんなものだったかの記述が半分以上を占める。で、マルクスが彼らといかに切断されていたと考え…
僕は吉本隆明の真面目な読者ではないし、今現在も吉本の「聞き書き」的な書物が矢継ぎ早に刊行され、かつどれもそこそこ売れるという現象には「不思議だなあ」という印象程度しか持たない。そんな僕なんだが、文庫化されたのを期にカール・マルクス (光文社…
哲学者廣松渉の告白的回想録作者: 廣松渉,小林敏明出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/03/16メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (13件) を見るさっそく読み始める。実は僕が廣松渉の書いたものをはじめて読んだのは、例…
「へタレ系中流インテリのためのマルクス入門」と銘打っているものの巻末で吉原直毅が 「人文系へタレ中流インテリ」への「癒しの場」としての「マルクス」は容赦なく叩き壊してみせるが、「そこに山があるから登ろうとする人々」に対しては、一方でその対象…
自伝風味の本なので軽い気持ちで読み始めるが、溢れんばかりのマルクスに対する愛の深さに当てられる。 果たして僕は、何か一つの対象に対して心血を注いだ事があっただろうか、と自問するも、答えはすぐに出た。否、と。 教養から専門に進学する頃に学問か…