2006-03-14から1日間の記事一覧

今日購入した本

「Mind 心の哲学」(朝日出版社)ジョン・R・サール お値段設定も嬉しい。1800円+税。心待ちにしてました 「カール・マルクス」(光文社文庫)吉本隆明 お前、「マルクスの使いみち」読んでおいてこんな(以下略)と言われそうだが、ま歴史的資料として、ね…

後半ほとんど貨幣でてこない

「貨幣と精神」読了。ラカンの「せきたて」と内部観測。なるほどねと思うも、なぜなるほどね、と思うに至ったかについては、書くのがかなりめんどくさくなりそうなので省略。読んで一時間足らずでうまくまとめられる程器用じゃないいっす。ただ面白いので読…

マルクスの使いみち

「へタレ系中流インテリのためのマルクス入門」と銘打っているものの巻末で吉原直毅が 「人文系へタレ中流インテリ」への「癒しの場」としての「マルクス」は容赦なく叩き壊してみせるが、「そこに山があるから登ろうとする人々」に対しては、一方でその対象…

「世界」憲法論文選の続き

3「天皇をめぐって」と、4「思想の自由vs価値の強制」を読む。この本の内容から離れるけれども、昨今の女帝論議をめぐって、割とリベラル(新聞的意味合いで)と目される人々が「男女同権の時勢を鑑みて...」という風に割りと女帝に好意的な論調が多いが、…

飲酒の友

にSVの続きを読んでいく。北小路隆志の『名もなき孤児たちの墓』評がいい。 では、中原の仕事におけるゴミとは何か?たとえば、この短編集に収められた傑作「美容室『ペッサ』」のなかで、ある女性は美容室を閉めるにあたり、「捨てるもの、取っておくものリ…

筑摩の近刊更新されてる

筑摩新書より 「デカルト入門」小林道夫 「病の哲学」小泉義之 単行本より 「コミュニティ 安全と自由の戦場」ジグムント・バウマン また延びちゃったのね 文庫より 「悪魔の霊酒」上下 ホフマン 「トクヴィル 民主主義の三つの学校」小山勉 「ウィトゲンシ…