フェミニズム

イエ制度

冠婚葬祭のひみつ (岩波新書)読了。イエ制度の話とパラレルなんだけど、昨今の武士道ばやりに危惧を覚えるのは、自分自身を代表しない階級になぜ主体的に同一化してしまうのかどうしても解せないからで、僕なんか百姓の息子だし「武士なんて関係ないよ」と他…

マイナー哲学

“フェミニン”の哲学読了。改めてドゥルーズの良さを知らされた、というか。結構読むのに時間がかかったけど、「面白かった」。どう面白かったかはまだ明晰に語れないので小出しにして行こうかと。

戦時下

を読み始める。あんまり進んでいないけど。この問題になんでこだわっているかというと、僕が日々やってる労働がまさに、 なわけで、ひとたび戦争となると真っ先に切り捨てられる層であるという危機意識があるから。ほんと戦争を遂行する段になると、コストは…

イマジナリーな領域読了

つまり、私たちは女性として法の前にあることを要求するべきではないのである。その代わり、性差の法によって同等に評価されることを主張するべきなのだ。 ラカンとロールズ。うーん、もうちょっと考えてみる。

イマジナリーな領域

ポルノグラフィーをめぐる考察を読了。彼女のゾーニング支持の仕方が面白い。そこには、性をめぐるより解放的で抑圧的でないあり方への ユートピア的かもしれないが真摯な思考がある。僕はこの路線好きです。

ポルノグラフィの誘惑

「イマジナリーな領域」の3章のタイトル。マルクスに誘われ、ポルノグラフィに誘われ忙しい。ポルノグラフィに対する態度は バトラーに近いんですね。ってこの章まだ途中までしか読んでないからなんとも言えないけど。「女たちの絆」を読んだときにも感じた…

しばらくはコーネルを

前日エロ本がどうのと書いていた人間がフェミニズムかよ。コーネルって「大文字の他者」に好意的で、なおかつロールズ的な リベラリズムも重視する。そこの関わりにいつも躓いてしまうんだけど、まだ読み始めたばかり。少しずつ読みます。「イマジナリーな領…

平坦な戦場で僕らが(以下略)

電車の往復の友に、「生き延びるための思想」上野千鶴子 対抗暴力とジェンダーが読ませる。 国家の暴力である軍隊にも女性が参加する現在(いや、それ以前も 銃後の女性の動員もあったわけだが)、その国家に対抗する運動に おける暴力が女性に対して抑圧的…