2006-03-11から1日間の記事一覧

柴崎友香における音楽

そうだ、「次の町まで、どんな歌をうたうの?」も読んだんだった。ヨ・ラ・テンゴ、スピリチュアライズド、アタリ。ねえ次の町まで、きみはどんな歌をうたうの? (河出文庫)作者: 柴崎友香出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/03/04メディア: 文庫購入…

イマジナリーな領域読了

つまり、私たちは女性として法の前にあることを要求するべきではないのである。その代わり、性差の法によって同等に評価されることを主張するべきなのだ。 ラカンとロールズ。うーん、もうちょっと考えてみる。

稲葉×立岩対談

「希望の国家論」と銘打たれたトークセッションだったが、出たばかりの「マルクスの使いみち」をタネにAM講義といった趣。 看板に偽りありかも知れないけれど、分析的マルクシズム興味はありつつ、数式はちょっと、という人文系へタレの僕には 嬉しい内容。…

隠喩としての病

「病魔という悪の物語」、プリマー新書ということもあってさくさくと。目に見えない病原菌が、女性/移民/独身等のフィルターを 通じて可視化されるとき、事実の生産ともいうべき事態にどこまで自覚的になれるんだろか

「頼むから静かにしてくれⅡ」の続き

「自転車と筋肉と煙草」以降を読む。一応全部読み通したが、情けない男が、まさに情けないことによって、 実は権力を温存させているのではないかという疑念が浮かぶ。情けなさを先に提示することによって、真のカタストロフ? を回避しているというか。わか…

借りられるならなんでも

買えよって話だけど「本」に恋して作者: 松田哲夫,内澤旬子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/02/23メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 28回この商品を含むブログ (55件) を見るツチヤ教授の哲学講義作者: 土屋賢二出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 20…

適量とは

チビチビと焼酎をやりつつ「寺山修司青春書簡」読了。3日くらいかけて。飲みながら読書が出来るくらいに酒量が減って随分経つ。 一番ひどい時期は、3時間おきに飲んで寝て起きて飲むの繰り返しだったのに。ちょっとした弾みで戻ってしまうんだろうか。寺山…