2006-05-18から1日間の記事一覧

例示

『後悔と自責の哲学』読了。今日僕は仕事に出かけるとき雲行きが怪しかったので(しかし、帰るときにも雨は降っていないだろうと思いつつ)もしかして降っては大変だと、念のため傘を持参して仕事に向かった。案の定雨は降らず、そのため傘を自転車のハンド…

失敗は成功の元

『あるヒステリー分析の断片』読了。フロイトって治療そのものは結構失敗してるけど、その失敗から「転移」etcが摑まれるわけで後の世の怠惰な読者としては嬉しい反面、当事者はたまったもんじゃなかっただろう、ともちょこっと思う。あと、リアルタイムでこ…

寂しさなら負けていない

『マイ・ロスト・シティ』読了。「哀しみの孔雀」別ヴァージョンのハッピー・エンドをどう評価しようか。「失われた三時間」のレディメイドな完成っぷりに嫉妬。

ものすごく寂しい

読了。わりと複雑な構成なので読めたか?と問われると言いよどんでしまうのだが、柴田元幸の訳者あとがきより、 切れぎれの回想、現在のノアの心理、オーパルからの手紙、ノアの父ヴァージルや母ルービーをめぐる一連の奇妙な逸話等等が一見脈絡なく並べられ…

二次元で、という話

ヘンリー・ダーガー登場まで。言うならば地ならしの部分で、続きは明日読もうかな、と。

あたいは『VOL』を応援しています。

ついに入荷した『VOL』。当然のごとくウラゲツ☆ブログに取りあげられている。 他誌はおおよそA5判が平均的なサイズですが、「VOL」は一回り大きく、さらに縦長なB5変型判。平積みされていると存在感があってとても映えます。 ええ、平積みしました。(『ネオ…

今日購入した本

1.『VOL』01(以文社) さっそく購入させていただきました。 2.『ロベルトは今夜』(河出書房新社)ピエール・クロソウスキー 若林真訳 遠藤周作のパートがカットされてるわけね。 3.『同時代も歴史である 一九七九年問題』(文春新書)坪内祐三 1979年生まれ…