例示

『後悔と自責の哲学』読了。今日僕は仕事に出かけるとき雲行きが怪しかったので(しかし、帰るときにも雨は降っていないだろうと思いつつ)もしかして降っては大変だと、念のため傘を持参して仕事に向かった。案の定雨は降らず、そのため傘を自転車のハンドルに引っ掛けて帰宅の途に着いた。すると傘の先がタイヤのハブ(って言うのかな、あの部分)に引っかかり、急に自転車は止まり、しかし慣性の法則が働いたため、自転車はつんのめり僕は投げ出されてしまった。この本で言うところの「後悔」をまさにしてしまったわけだ。きれいに物理法則も登場しているし。(しかも以前も似たようなコケ方をしたことを日記に書いてるし)。かつ、「傘を持っていこう」という自由意志の問題も出てきている。こんなことで書かれたことを追体験したくなかった。
まだ積読の『原因と理由の迷宮』一ノ瀬正樹や、刊行が遅れている『カントの哲学』池田雄一も参照しようっと。