精神分析

まとめにくい

『戦闘美少女の精神分析』読了。東浩紀の解説より引用 そして、先駆的であるとは、猥雑であるということでもある。本書には実に多くのノイズや矛盾が含まれている。たとえば本書は、戦闘美少女の出現を「ヒステリーの症状が虚構空間、すなわち視覚的に媒介さ…

失敗は成功の元

『あるヒステリー分析の断片』読了。フロイトって治療そのものは結構失敗してるけど、その失敗から「転移」etcが摑まれるわけで後の世の怠惰な読者としては嬉しい反面、当事者はたまったもんじゃなかっただろう、ともちょこっと思う。あと、リアルタイムでこ…

二次元で、という話

ヘンリー・ダーガー登場まで。言うならば地ならしの部分で、続きは明日読もうかな、と。

何角関係?

読み始める。今日は「症例」のみ。限られた人数しか登場しないのに、そに人物たちの性関係の向きが複雑。どんなスモール・サークルだよ。このぐるぐるまわる性関係の渦巻きが一人の少女を結節点として...なんてメロドラマティックに言ってみる。しかし、これ…

人形愛の精神分析に触発され考えた

を読む。直接はこの本とは繋がらないんだけど、僕がイマイチ澁澤龍彦にのめりこめない理由に、彼の「少女」論って結局、「男の子」による「少女」の回収なんじゃないの?ってのがある。なんでそんなことにこだわるかって言うと、僕自身女性と相対するときに…