2006-03-30から1日間の記事一覧

朝の続き

無理矢理繋げてみる 要は「モダニズム」的なものって言うのは、意外にしつこく生き延びているってことをとりあえず指摘しておきたい。ポストモダン言説に馴染み、かつそれを弄してみたりする人っていうのは案外根っからの(≒ナチュラルボーンに)ポストモダ…

「モダンのクールダウン」の構造についての覚書(わがモダン・わが鎮魂)

まだ全然考えがまとまらないので、自由連想法風にメモ書きを列挙していく。 近代→ポストモダンへの移行という点に関して 近代とポストモダンのあいだに「モダニズム」を挟んだのは説得的なように思える。この本自体の主たる対象は小説なわけだが、美術、音楽…

今日購入した本

「美術史」(岩波書店)ダナ・アーノルド 1冊で分かるシリーズ。美術、1冊で分かりたいよ、分かることができるなら。 「顔のない裸体たち」(新潮社)平野啓一郎 最近ますます平野啓一郎が何をしたいのか分からなくなってきた。 「女たちは二度遊ぶ」(角…

気になる本

こぶし書房から出た藤本進治の「認識論」が気になっている。「革あ革」でも長崎浩とともによく言及されてたから。 「ライプニッツの国語論」(法政大学出版局)とatの3号(太田出版)、それに「無意識の形成物」下巻(岩波書店)が入荷した。

遠近法

哲学のエッセンス「フーコー」読了。久々に「プラトンと反遠近法」読み返したくなった。

お前らは「魂の労働」でもしとけ

ってことですよね、現今の「教育改革」は。で日々僕は「魂の労働」をしているわけだ。そのシビアさから、なかなかネグリのように「一般的知性」を抵抗の基盤として称揚するのは楽観的過ぎるのではないかと思う。書籍の問い合わせで急に呼び止めれられる時は…

いいまつがい

引き続きユリイカを読む。菊地成孔×伊藤俊治の対談。冒頭から素敵だ 菊地:ティエリー・ミュグレーの「エンジェル」はもう10年くらい使っているんですけれども、香水は噴霧すると、可視物質としての水はしばらく立ち上がってからすぐに雫と消えてしまい、…