2006-03-21から1日間の記事一覧

今日購入した本

「教育の分配論」(勁草書房)宮寺晃夫 稲葉×立岩対談以降、分配をめぐる議論が気になって。目次をみるぶんには、再分配リベラリズム、リバタリアン、コミュニタリアンの分配論がバランスよく吟味されてる印象。早めに読もう 「失われた時を求めて」1(集英…

本(物質としての)に恋する

飲みながらだらだら読んできた「本」に恋して作者: 松田哲夫,内澤旬子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/02/23メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 28回この商品を含むブログ (55件) を見るを読み終える。まるで空気のように扱ってるけど、本が出来るま…

なにかとなにかのあいまに読むのが便利

現代批評理論のすべて (ハンドブック・シリーズ)作者: 大橋洋一出版社/メーカー: 新書館発売日: 2006/03/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 82回この商品を含むブログ (50件) を見る一つの記事が短いので、なにかする合間に読んでいこうと思う。雑誌感…

受容ついでに

「『貨幣の哲学』という作品」読了。いかに受容されてきたかという部分を今日は読んだ。実は今まで読んできた中で一番分かりやすかったかもしれない。錯綜するジンメルの非・体系のどこを重視するかによって、作品の相貌は大いに変化するのね。さて、僕が「…

日本におけるロマン主義受容の不思議さ

近代日本「美学」の誕生 (講談社学術文庫)作者: 神林恒道出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/03/11メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (5件) を見るこれを読了する。近代日本とはいえ、ここで取り上げられるのは基本的に「白樺」までであっ…

僕にできるのは引用することだけ

脱現実 1.非現実化すること:私はファンタスムの名のもとに現実を拒絶する。周囲の一切は現実的なものとの関係で価値を変える。例:恋する者は、恋するイメージ、つまり彼にとっての現実的なものとの関係で(妨げとなる)世界を非現実化する。この意味では、…