2006-06-06から1日間の記事一覧

これから

『権三郎月夜』を読んで寝ようっと。

分析哲学とベルクソン

なんか冗談のような組み合わせではあるが、『哲学者は何を考えているのか』の「言語」の章:サイモン・ブラックバーン、マイケル・ダメット、ヒラリー・パトナム(なんちゅう組み合わせや、かえって混乱するやないか;なぜか大阪弁)のインタビューを読み、直…

むしろ老人の愚行が聞きたい

1.『カワハギの肝』 読み終える。ツボにはまった部分はほぼ解説で高遠弘美が拾い上げている。そのシンクロ具合にちょっとびっくり。僕は(もうすぐ来る)トマトの季節が待ち遠しいなあ、うちのトマトは甘いんだよ。あと杉浦明平は柑橘類をよく取りあげている…

オトコノコ小説

もちろん中村文則もオトコノコ小説なわけで...とか考えながら『太陽の塔』を読む。このオトコノコ小説以外何ものでもない小説を読みながら、「水尾>」が無限に崇め奉られつつ、しかし希薄であり続けることの意味を考えるのであった。

「これはなしだ」くらいしか「あり」ではない

単行本で読んではいたが、文庫本で出たので『銃』をもう一度読む。僕(たち)の決断が(わりと本気にもかかわらず←この「わりと」が一つのポイントではある。もうストレートに本気を出そうにも、この「わりと」は混入してくるのだ)いかにショボイものか(=…

髪を切っても切らなくても

いずれにしても行く図書館。今日はこれらの本を借りる。 1.『書物の運命』(文藝春秋)池内恵 予約していた本がようやく読める。途中何回かいっそ買ってしまおうかと思うも結局借りる。 2.『読むそばから忘れていっても』(平凡社)高橋源一郎 今回借りた本…

髪が伸びたので

髪を切ってもらおうと電話で予約。すると、予約が詰まっていて今日は無理との返事。落胆するかと思いきやなぜか、「やったー、4000円浮いたどー」と反応してしまう。当たり前なのであるが現に髪を切ってもらっていない以上、その4000円は浮いたわけではなく…