2006-03-13から1日間の記事一覧

今日購入した本

「クオリティ・オブ・ライフ」(里文出版)ヌスバウム&セン編 稲葉×立岩対談以来ここらへんフォローしとかないとまずいような気がして。 「映画の中のアメリカ」(朝日選書)藤原帰一 論座の連載。晩酌ようにうってつけかも 「家庭の医学」(朝日文庫)レベ…

貨幣と精神

第五章まで。これすごく面白い。事前/事後問題も論考の範囲に入っているので時間論としても読める。価値形態論とラカン理論なんとなくどうくっつけていくか素描も見える。続きは明日に。貨幣と精神―生成する構造の謎作者: 中野昌宏出版社/メーカー: ナカニシ…

いまだに戯曲に慣れない

というと宮沢章夫に怒られそうだが、やっぱり読むのに苦労する。高校の頃クラスの出し物で、モロ寺山に影響された劇を書いたにもかかわらず(今思い返すとものすごく恥ずかしい)今回はワイルドの「ウィンダミア卿夫人の扇」を読んだ。

プラステッィク・ソウル

巻末所収の福永信「『プラステッィク・ソウル』リサイクルは、冒頭こう書き出している。 万が一、十日ほどで阿部和重の作品をよまねばならぬとしても、その申し出を拒絶すべきではない。消極性は何より彼の作品世界とそぐわぬものだからだ。かかんに挑戦する…

憲法論議をまとめて

「『世界』憲法論文選」を読み始める。南原繁まで。まだまだ先は長い。ただ一点指摘しておきたいのは、「押し付け憲法」と論難される憲法ではあるが、いわゆる「護憲」側の論者も、単に与えられたものとして憲法を見るのではなく、国民の側からの積極的な関…

大竹伸朗特集

昨日から、晩酌の友に「Studio Voice」を読み始める。特集は大竹伸朗。大竹伸朗×都築響一の長い対談。こういう耳が痛い発言を拾う 大竹:(略)でも。あとさ、別海の穴掘りからロンドンの生活まで、その中心にあったのって絵じゃん。絵に関しては思いを曲げ…