2006-06-01から1日間の記事一覧

今日買わ(え)なかった本

1.『花影』(講談社文芸文庫)大岡昇平 レジに持っていく寸前で翻意。読みたいけど買ってもずいぶん先になりそうな予感がしたから。 2.『サイボーグ・エシックス』(水声社)高橋透 ほら、まだ出て間がないから。

今日購入した本

1.『残光』(新潮社)小島信夫 初出で読んでいる。もちろん「理解できた」とは死んでも言えない。再挑戦。 2.『パリ感覚』(岩波現代文庫)渡辺守章 ハーヴェイの『パリ』はやく読まないとなあ。

今日他に読んだ本

1.『テクストとコンテクスト』 ようやく読了。 2.『哲学者は何を考えているのか』 ラッセル・スタナードとジョン・ハリスのインタビュー。 3.『自己・あいだ・時間』 やっぱり読まないとね。鬱病論3篇を読む。まだまだ道は遠い。

千円札

『芸術原論』続き。書かれた時期からトマソンや路上観察が中心になっている。ネオダダ、千円札からそちらに至ったかがよく分かるように書かれていて胸に迫るものがある。 余談:こんなトマソン物件 しかし、と思うのである。それにしてはどうも納得がいかな…

正史の書き換え問題

『バブル文化論』読了。この本が指摘するように90年代による80年代の書き換え問題というのは確かにあって、僕にとって80年代とはポス・パン/ニュー・ウェーブの時代としてついつい認知してしまっている。それは90年代の当時オルタナと称された音楽を聴いていて…

気になる点を少々

インコミを読み始める。線状的に「デジタル・メディア時代の映画受容」藤井仁子まで読む。和田伸一郎の「メディア論」の此岸、あるいは彼岸」について気になる点を。『存在論的メディア論』、『メディアと倫理』と読んできて、この人の映画/テレビ経験の峻別…

破綻しているよ、あなた。

5月を振り返ってみると90冊も読んだことになっている。(読んだのに)忘却の彼方に行ってしまった本も少なからずある。何より恐ろしいのは限界近くまで読んでも積読本が増殖していることだ。今月は引き締めていきたい。いやいく。