2006-05-25から1日間の記事一覧

気になる本(買うかどうかは...悩ましい)

今日購入した本

1.『イエスの時』(岩波書店)大貫隆 洋泉社の『宗教批判をめぐる』田川建三も読むべきか。 2.『元気なぼくらの元気なおもちゃ』(河出書房新社)ウィル・セルフ 安原和見訳 『どんがらがん』、『ページをめくれば』いまだに積読のまま... イエスの時作者: …

飲酒の友

『不道徳教育』読了。(これをもって『擁護できないものを擁護する』を読んだことにしてしまおう)。超訳過ぎるので(そんなのは最初から分かってたことだけど。)、座右のアンチョコ本『リバタリアニズム読本』(勁草書房)森村進編で確認したり(これは素…

ずんずんフーコー

今日は2.「心理学の歴史」、3.「科学研究と心理学」、4.「『狂気の歴史』初版への序」、5.「狂気は社会の中でしか存在しない」を読んだ。特に2と3を読むとフーコーの科学史家としての側面を改めて教えられる。積読のままになってるカンギレムも読まなくて…

どっちがお好き?

『マリアの空想旅行』読了。二部構成で、今日は残りの「巴里と魔利」を。だんぜんこっちの方が好きで、スピードも乗る乗る。このハネる感覚、なんて言うんでしょうかね。

ミニマル・ミュージックを聴くように

読了。ぶ厚い本である。ぶ厚い本ではあるのだが、岩波新書の歴史自体もまたぶ厚いのである。よって必ずしもこの一冊で岩波新書の歴史が汲み尽くせるわけではない。(それは前提)。旧赤版〜青版までは記述に余裕があるが、黄版〜新赤版に関する記述は、タイ…

クロソウスキーの返答(という名の長大なメモ書き)

『聖なる陰謀』の続き。神の死をどう捉えるか、これはすごく厄介な問題なわけだが、クロソウスキーの以下の指摘はかなり重要。 時間が経験できるのは、その対立命題である永遠によってのみであるということが正しいならば、時間の中へ跳躍あるいは転落しよう…