2006-04-24から1日間の記事一覧

『愛と暴力の現代思想』読書ノート

「貧しい者の部屋にはしばしば、凶悪なブツがある」という、「恐怖力」や、望んでもいないのに勝手に侵入してくるディズニー・グッズをめぐる「プーさんとどきゅん」もいいけど、ここで反戦落書きと公衆便所に関する若干のコメントを。 反戦落書きについて、…

今日購入した本

1.『レヴィ=ストロース「神話論理」の森へ』(みすず書房)渡辺公三・木村秀雄編 これを読んで『神話論理』にたどりついたことにします。(そればっかり) 2.『応用倫理学の考え方』(ナカニシヤ出版)小阪康治 3.『漱石の孫』(新潮文庫)夏目房之介 単行…

『ダメットにたどりつい』ているのか、僕は?

はっきりいいます。僕は数学が出来ないので、ダメットと直観主義に関して、数学嫌いにも分かるように記述していただいて感謝しています。もう直接ダメットを読むより、この本を典拠にしてダメットを読んだことにしたいくらいです。って結局ダメットにはたど…

その可能性の中心

まとめて購入した新赤版の岩波新書。最初に読むのは、世界共和国へ―資本=ネーション=国家を超えて (岩波新書)トラクリじゃん!ってのは言いっこなし。新書でこれだけ読めたら満足。 この本を買った人はこんな本も買っています。(人力) カントと永遠平和―世…

追いつき追い越す

ともに読了。えっと、各エッセイがどちらに収録されていたかゴッチャになるのはご愛嬌。(けっこうかぶっている)書物の物質感について(とみなせる)のエッセイがどちらにも収録されている。書物の物質感って、どんなにWebでのテクスト閲覧が便利になっても…