2006-04-11から1日間の記事一覧

今日購入した本

文庫を中心に 1.『聖なる陰謀』(ちくま学芸文庫)ジョルジュ・バタイユ マリナ・ガレッティ編 吉田裕/江澤健一郎/神田浩一/古永真一/細貝健司=訳 本邦初訳。こんなの日本語で読めちゃうんだよねえ。 2.『ウィトゲンシュタイン「論理哲学論考」を読む』(ち…

昨日言及した新刊が今日入荷

返本を極力抑える方向でどうにかこうにか体裁を整える。もう棚キツキツです。 『日本という国』を読んだと思うとすぐに、『演劇は道具だ!』宮沢章夫が出るわけで。 なかなか『よりみちパン!セ』に寄り道できない。 『青の奇蹟』(みすず書房)より先に『散…

ナンシーの続きを

一応読了したんだけど、訳者の西山達也と大道寺玲央の丁寧な解題を読むと「読めてなかったんだなあ」と反省しきり。精読ですよ精読、やっぱり。「仮面の構想力」は10回ぐらい読まんとなあ。

源ちゃんをめぐってイロイロ

『文藝』高橋源一郎特集。内田樹との対談は、 での対談もいっしょに読めばいい。で、この68年的な「他者と死者」をめぐる対談に説得されつつも、石川忠司の『「ニッポンの小説」注釈』によって、その「他者と死者」を思いっきり脱臼させるとよい。可能性はこ…

スローモーション

獅子文六の『ちんちん電車』(河出文庫)読了。こりゃ面白いや。僕も都電じゃないけど、下高井戸に住んでたんで、世田谷線にはよく乗ったな。三茶に行ったり、豪徳寺で小田急に乗り換えたり。始発なんで絶対座れるのに、乗客の年齢層の高さに負けてしまい、…

山之内靖の解説がイイ

デランティ『コミュニティ』読了。オルタナティブって便利な言葉で、松本亀吉がStudio Voiceのいつの号か忘れたけれど、オレンジ・レンジがオルタナティブにカテゴライズされていることに対して苦言を呈していたけど(該当の号が手元にないので、すべてがあ…