演劇

おとなこども

読了。再演は見に行ってない。かわりに読む。この全面的にこども的なとっちらかりの背後に、にもかかわらず大人でしかないことを認めるほかはない諦念(そう大人であることはやはり諦念なのだ)が漂い、しかもその諦念が批評足りえている。もちろん子どもの…

劇見てないんです。

愛の渦読了。このテクストを読んでいると、固有名を与えられていない人たちの、にもかかわらず漏れ出してくる(矮小な形であれ)ほかならぬその人という最小限の置き換え不可能性に触れ得るのだが、これが上演されその固有名を与えられていないひとびとを、…

ほんとによい道具

演劇は道具だ (よりみちパン!セ)読了。わりといろんなところに書いていることがコンパクトにまとまってる。このシリーズの(名目上の?)対象である中学生にもお薦め。しかも使える。いや、言うことなしだね。「舞台に立つ」の「立つ」をめぐる考察は何度も…