1.『国語教科書の戦後史』（勁草書房）佐藤泉 「言葉と社会」シリーズ４。菅野先生の『詩と国家』も良かったこのシリーズ。 2.『生きて死ぬ私』（ちくま文庫）茂木健一郎 3.『マリアの空想旅行』（ちくま文庫）森茉莉 小島千加子編 着々とちくま。3.ははじめ…

朝毎読それぞれの3面にぶち抜きで幻冬舎の『神聖喜劇』の広告が。金あるなあ。『神聖喜劇』僕はさっそく友人に貸して回っています。かわりに借りようと画策中なのが、 まだ順番待ちなのだ。 『思索日記』の書評は柄谷行人。動くといいなあ。他には、毎日新聞…

『エドワード・サイード OUT OF PLACE』読了。「これが現場だ」と思わせるシナリオ再録 ナビール「文書の表題は、「マーロットの町の建設について」。このマーロットは現在、行政的な区割りとしてタルシーハと同一になっている。しかしその目的は、タルシー…

で、しかも「文学部って窮屈だわー」とばかりに辞めちゃった僕の紋切り型っぷりをこれでもかとばかりに鏡に映されているようでツラい。ツラいと言いながらも、嬉々として読むわけで、ここら辺もまた文学部崩れの紋切り型：「マゾヒスティック」が遺憾なく発…

読了。村上春樹の小説で女性が欲望する主体としてあらわれると、途端に罰せられるというのは『海辺のカフカ』に限らず、「あれもこれも」いろいろ思い当たる。春樹におけるミソジニーを指摘し続けることは重要なんだけど、それをもって「従軍慰安婦問題」の…

今ブログをやるとしたらこんな形になるんじゃないか、と思いながら読んだ 頻繁に更新するシブタツ。なんだか可愛らしいじゃない。