2006-04-02から1日間の記事一覧

図書

その後、通常版の「図書」を手に入れた。もちろん近刊も載ってる。ハヤトチリはいけないね。5月の新刊で注目しているのは「イエスの時」大貫隆 の続編みたいな感じか。濃い「全時的今」論を期待する。 の上村忠男との対談もよかったし。

今日購入した本

「ビフォア・セオリー」(慶應義塾大学出版会)田辺秋守 「わたしたちが孤児だったころ」(ハヤカワepi文庫)カズオ・イシグロ 「少将滋幹の母」(中公文庫)谷崎潤一郎 1は、現代思想の教科書。現代思想の教科書といえば、夜の鼓動にふれる―戦争論講義もい…

ハイデガー『哲学への寄与』読解

思わず読了。早いよ。とはいえゆっくり考えていくところだ。 Abgrund/Grundってきれいに決定できないという問題(シェリング!)と存在/存在者が、 真理の根源的な本質に基づいてはじめて、真なるもの、したがって存在者が規定される。しかもいまや存在者が…

続カンバセーション・ピース

昨日と同じように休憩や帰りの電車の中で読み進めていって350ページまですすむ。

大澤真幸の三幅対

表紙の恥ずかしさにもめげず を電車の中で読む。意地でも書店のカバーはかけないで表紙を露出したまま。平野啓一郎の作品はほぼ読んでいるのだけれど、いまだに何をしたいのかよく分からない感じがして、「顔のない裸体たち」はどうなんだろうか、と興味をも…

声を奪われる

やっぱり東松照明はいいなあ、あらためてカバーに見惚れつつ、 を読み始める。今日は、イントロダクション「焼跡と金網」、次いで第一章「無人地帯への道」を。第一章では、小島信夫の「アメリカン・スクール」と大城立裕の「カクテル・パーティ」が取りあげ…