2006-02-19から1日間の記事一覧

今日購入した本

「現代形而上学論文集」(勁草書房)柏端達也編 「松本清張の現実と虚構」(ビジネス社)仲正昌樹

「ことばの意味とは何か」5章まで。 入手可能性に関する論考と、透明性に関する論考との間の緊張関係 への反論に対して、「内的二重性」と「外的二重性」をもって応答 するが、ちょっと苦しいような。

ポスト陰謀も踏まえて読んでいく

で、「陰謀の世界史」も続けて読んでいく訳ですが、「陰謀」と68年的なもの の親和性は、「UFOとポストモダン」を踏まえれば、「虚構」の時代ど真ん中に あたる。言説が言説を生むエクリチュールの迷宮としての「虚構」の時代。 では、「不可能性」の時代は…

いずれ詳しく

「UFOとポストモダン」。UFOをめぐる言説が、大澤真幸の「理想」、「虚構」 「不可能性」の時代とパラレルに変化している事態を指摘。こういうのはいいねえ。 もうちょっと詳しく取り上げたいが、今日は眠い。検討は後日に。

古典になる、ということ

戦後思想の名著50を読み始める。分厚いが、なにせ50冊もの 「名著」を紹介するわけで、個別の論考は15ページ平均といったところ。 ここに、悩ましい問題が生じる訳で、論じられる対象が馴染みのものならば、 「そんなこと知ってるよ」となるし、未読で、「…