2006-04-05から1日間の記事一覧

もうすぐこんな本が出ます

1.「一冊の本」の巻末にも載ってたけど、5月9日に『KKKベストセラー』(中原昌也)出ます。出版社からのくわしい案内 なぜ小説を書いてまで、自分の恥を晒さなければならないのか。小説家であることの含羞と苦痛を訴えつづける著者の魂の叫び。ネタなの…

今日購入した本

1.「経験論と心の哲学」(岩波書店)ウィルフリド・セラーズ 浜野研三訳 2.「ちんちん電車」(河出文庫)獅子文六 3.「親指Pの修業時代」上巻(河出文庫)松浦理英子 1.は勁草版持ってるけど結局買ってしまった。 2.は愉しみのため。解説は関川夏央 3.ずい…

[文藝『蝿』読了

ランジュラン、初めて読んだんだけどコレはクセになりますな。

D&Gの言い落としはなにを

を読了。「現代思想」って結局なによ?萱野稔人は『いま、哲学とは何か』に所収の「哲学と思考の自由」に、 私が学生だった頃、つまり1990年代はじめのことだが、時代はまさに「哲学から思想へ」という雰囲気だった。 哲学はもはや古いものとされ、それ…

モラスキー読了

結語 結局のところ、ある時代についての国民全体の経験を表象することは、どの作家にもできない。どの作家集団についてであれ(それがいかなるジェンダー、世代、地域、階級、イデオロギーによって定義されようとも)、米占領下の生活に関する真に相対的な視…