今日読んだ本

1.『思想の科学五十年 源流から未来へ』
鶴見俊輔が決して手離さない「不良少年だった」という自己像はなんなんだろうか?、と『日米交換船』に引き続き(ただし刊行順は逆)読んでいくと気にかかってしまう。父親との関係?って、そんなに単純に還元してしまっていいのか、と自分にツッコむ。まだ全然途中だしね、読むの。
2.『近代フランスの誘惑』
読了。これ、読みやすくていいな。読んでいない本も読んだ気になるもの。19世紀フランスの簡潔な見取り図。いや読んだ気になっていてはいかん。いつかシューやルーゴン・マッカール叢書を読まなくては。
3.『三島由紀夫文学論集Ⅲ』
タイガーバーム・ガーデンに魅せられる三島っていうのは期待通りでいいですね。
4.『フーコー・コレクション2』
メモを取ったり、睡魔に襲われたり。大変です。仕事帰りの疲れた体にムチを打ちつつ。クロソウスキー、リシャール...
5.『水声通信』
実はまだ特集:『軽井沢という記号』にたどり着いていないのです。小林康夫の連載が『茶の本』を論じているけど、最近出た『茶の本 何が<和>でないか』(哲学書房)岡倉天心黒崎政男もきになるなあ。カラーで掲載されてる松浦寿夫の『夏至とその前後』、『夏時間』:目の快楽。
6.『犬のしっぽを撫でながら』
飲酒の友に
近代フランスの誘惑―物語・表象・オリエント三島由紀夫文学論集III (講談社文芸文庫)フーコー・コレクション〈2〉文学・侵犯 (ちくま学芸文庫)犬のしっぽを撫でながら