乗り越えた感はどこからくるのか

ジャン・ボードリヤール (シリーズ 現代思想ガイドブック)読了。ボードリヤール、僕は大して読んでもいないのになぜか乗り越えちゃった感がつきまとうので、それはなぜかと思いつつ、読み進める。(まあ近年の「ゆるい」感じの著作ばっかり読んでるからなんだが)。著者のリチャード・J・レインけっこうガチンコでボードリヤールにぶつかっていて、単なる紹介以上でおつりが来る感じ。(三章、四章あたり)ここらへんを参考にしてもう一度『象徴交換と死』読むか、って掛け声ばかりだなあ、僕。本当は読まずにすまそうと思ってるんでしょ、というツッコミは無し。