読んだ気にさせて
『貨幣の哲学』という作品―ジンメルの価値世界 (SEKAISHISO SEMINAR)
- 作者: 岩崎信彦,廳茂
- 出版社/メーカー: 世界思想社
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
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本書を読むにあたっては、それゆえぜひとも座右に『貨幣の哲学』の原書とは言わないまでも訳本をおいて、見比べながら読んでいただきたい
なんて書いてあるし。まさにそれをしたくないがために読もうとしているこちらの出鼻をくじかれた格好。貨幣もびっくりの循環である。今のところ、第3章『貨幣と価値』まで読了。貨幣を「距離」と見るか、「犠牲」と見るかそれで随分変わってくるのに、ジンメル自身がわかりにくく書いているので難しい。とりあえず前進してみます。