2006-02-22 電車の中で 戦後 なんとか二日酔いも収まってきたところで、仲正昌樹「松本清張の現実と虚構」 を。「なぜ『話』は通じないのか」(晶文社)でも舞台裏を披露していた、 「松本清張研究会」での発表をもとにしたもの。「わが栄誉」のような 大ネタこそないけど、普通にテクスト分析をしている。本当に器用な人だわ。 個人的には、「清張と歴史教育」の章がいい。とはいえ、清張の小説自体 僕はあんまり読んでないんですが。