2006-02-08から1日間の記事一覧

今日購入した本

「そのたびごとにただ一つ、世界の終焉」(岩波書店)ジャック・デリダ今月末は未来社のポイエーシス叢書から「エコノミメーシス」が刊行予定 遅れないことを祈ります。

「未知なるものへの生成」の続き。ベルクソンにおける動き続けること の意味。不断の生成、但しドゥルーズ的ではなく、というのが 著者守永直幹氏のキモかも。まだ途中なので詳しくは言えないが。しかし、リンギスにしろベルクソン(を読む守永氏)にしろ、…

三島の対談は、芥川比呂志、石原慎太郎、武田泰淳と進む。 後出しジャンケン的だが、三島がこの時期に行動の(不)可能性 についてばかり語っていることが恐ろしい。

生の向こう

電車の中では、新書に限る。ということで、昨日買った「仏教VS.倫理」 を読む。読みやすい。乗り越え不可能な他者であう死者を仏教は どう扱っていくのかを巡って後半部は繰り広げられているが、 問いは開かれたままだ。

クズ共

起き抜けに「何も共有していない者たちの共同体」(洛北出版)アルフォンス・リンギス を読み始める。半分ほど読む。ここ最近、「汝の敵を愛せ」(洛北出版) 「異邦の身体」(河出書房新社)と翻訳が続いて嬉しい。 帯には、すべての「クズ共」のために、と…