たぶんこれ買います。

備忘録

書名:公共空間の政治理論
著者:篠原雅武

四六判上製250頁 価格2400円 刊行予定8月中旬
SBN978-4-409-04089-8

公共性の成立条件を空間の視点から問う、新鋭による現代社会理論の力作。
公共空間の成立条件とは何か? ルフェーブル、アーレントの思想をたどり、公共性への問いを「空間」から捉え返す、現代都市論・社会理論の刺激的試み。現代において進行する空間の均質化に抗う、丹念にして膂力(りょりょく)に満ちた思考の誕生。公共空間が、我々が生きていく上で避け通れぬ重要な問題であることに気付いたとき、本書はその考えを深める一助になるだろう。

序章1節 公共空間とはなにか/2節 開けた閉域へ/第一章 境界と分離:1節 境界としての空間 /2節 分離という問題/第二章 政治空間論――均質化と差異化:1節 ルフェーブルの空間論/2節 日常生活批判から空間の政治理論へ/3節 空間概念の政治化/第三章 公共空間の政治:1節 公共空間の開放と制限 /2節 公共空間と排除空間/結論

しのはら・まさたけ/1975年生まれ。2004年、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。

http://www.jimbunshoin.co.jp/mybooks/npb.htm#公共空間の政治理論


「りょりょく」と来た日にゃ、ね。