それは故郷喪失ではないのでは... とか師弟... とか思いつつ『ネイションとの再会』読了。どうもアレントの使い方に違和感があったので(それだけが契機というわけではないが)『責任と判断』を読み始める。「プロローグ」と「独裁体制のもとでの個人の責任」 まだまだ先は長い。
で、日課の『倫理学』(二)。ネイションと再会するには... こっちですよね、というぐらい再会しまくりですよ。


ひたすら読むのが楽しい新訳『分別と多感』

ダッシュウッド夫人はふたりの気持ちに熱い理解を示し、そのアツアツぶりを止めようとはしなかった。

ジェニングズ夫人は、エリナーの好きな人の名前を知りたくてうずうずしていたのだ。

『日本語は天才である』、電車のなかでの楽しみ。(楽しくない本もある、あった、残念ながら)。そして飲みながらひたすら読んでる『私の作家評伝Ⅱ』は虚子と花袋。
ネイションとの再会―記憶への帰属責任と判断倫理学〈2〉 (岩波文庫)分別と多感 (ちくま文庫)日本語は天才である