青土社新刊
『 コンテンツの思想 アニメ・マンガ・ライトノベル 』
東浩紀(編著)
予価1,470円(2007年3月 刊行予定)
加速の一途をたどる情報消費社会のなかにおいて、「コンテンツ」という概念が孕みうる問題圏を、
各ジャンルの新星たち(神山健治、西島大介、新海誠、桜坂洋、新城カズマ、伊藤剛、夏目房之介)
と語り尽くした、現代人の必読書!
mxnishiさんとこで『動物化するポ(以下略)』の続刊が出ると知ったばかりのところへ
『 ネオリベラリズムとは何か 』
デイヴィッド・ハーヴェイ/本橋哲也 定価1,995円
(2007年3月 刊行予定)
新しい自由主義=ネオリベラリズムが世界を席捲するグローバル化によって、
国際格差と新しい階級社会が生まれつつある。それは世界システムそのものを危機に陥れるだろう。
現代を代表する社会科学者・地理経済学者が、ネオリベラリズムの歴史と現状を簡明に総括し、
それを分析・批判するための「地理的不均等発展の理論」を提唱する。
作品社からも出るのであった。
『 厄介なる主体 2 』
スラヴォイ・ジジェク/鈴木俊弘ほか 定価2,520円
(2007年3月 刊行予定)
高度資本主義・大衆消費時代にあって、現代思想が追求する自由なる主体=人間像は、
資本の激流にもみくちゃにされながらも、如何に政治経済批判の有効性を保ち闘争しうるのか。
格差が助長される現代社会のなかで、ジュディス・バトラー、ラカンの精神分析によって、
反資本主義的な政治プロジェクトの可能性を図るべく、ジジェクの論理が華麗に展開される。
ようやく。