今日読んだ本

1.読み始めた本
(1)『泥の文明』
飲みながら第1章「泥の風土」を読む。うーん、やっぱり話半分で読んでいかないとな。(大雑把でない文明論なんて果たして可能なんだろうか? という気がしないでもないけれども。)
(2)『nu』2号
佐々木敦×宇川直宏対談を読む。改めて僕が90年代の子どもだったと...確認するのだが、一方で「いやいや90年代はこんなんじゃなかったよ」っていうコンセンサスが(どうやら)出来つつあるみたいで、それは「じゃあ僕の過ごした90年代ってなかったってこと?」という驚きにつながるんだけど、(80年代以上に)90年代が「スカ」だったと思われてるって言うか80年代&00年代による、90年代の梯子外しが進行中なんじゃないか? と思う今日この頃。 (思いっきり印象論ですみません)
(3)『InterCommunication』58号
浅田彰×岡崎乾二郎対談と東浩紀×稲葉振一郎対談を読む。
かたや子ども(対談では触れられていないし、つなげていいのかも良くわかんないのだけど、「アルチュセールが読むラカン」における子どものことが気になったり)かたや動物(動物が動物のままで幸せな社会の設計、っていう工学的なあり方は前出対談の「子ども」のハードなあり方との対立点ではある。さてそれをどう考えるか? 難しいところ)
2.継続中
『大卒フリーター問題を考える』
「国際化時代に対応するための英語教育の可能性」松本恵美
「進路選択における両親の影響」三宅義和・遠藤竜馬
3.読了本
(1)『<女らしさ>の文化史』
魅惑の19世紀、って思わず言いたくなるんですが、そこには生権力/生政治があるわけでして...そうか生権力/生政治が魅力的なんだ! ←頭悪い反応でごめんなさい。でも単細胞的に「生権力/生政治に抗して...」っていうよりもその怖ろしく(かつ)魅力的な側面を直視(出来るかどうかがまた問題なんだがそれはひとまずおいといて)したほうが良い。
(2)『神聖喜劇』4巻
いよいよ銃剣が...次巻が待ち遠しい。
(3)『八月の路上に捨てる』
この本を?
泥の文明 (新潮選書)“女らしさ”の文化史―性・モード・風俗 (中公文庫)

神聖喜劇 第4巻
大西 巨人〔原作〕著 / のぞゑ のぶひさ〔漫画〕著 / 岩田 和博〔企画・脚色〕著
幻冬舎 (2006.8)
通常24時間以内に発送します。
八月の路上に捨てる