愛すべき近刊たち

  • 国文社

『徳について1 意向の真剣さ』ヴラジミール・ジャンケレヴィッチ 仲澤紀雄
全4分冊の第1巻。
他の巻は
2.徳と愛1
3.徳と愛2
4.無心と性悪さ
となってます。

『死生観(史的諸相と武士道の立場』加藤咄堂
島薗センセの解説がつくみたい。この後も加藤の著作を刊行予定とのこと。
気になりつつなかなか(懐具合もあって)買えないってところはまさに藤原譲りですね。

どうすかこれ?
1.『わかる!現代思想入門(仮)』(PHP研究所)仲正昌樹

ポスト構造主義からネオ・マルクス主義英米リベラリズムポストコロニアル、帝国論まで、いまアクチュアルな現代思想の最新入門書。

「編」が気になる。月刊仲正、そろそろお腹いっぱいです。
2.『日本とい方法 おもかげ・うつろいの文化』(NHKブックス)松岡正剛

日本文化の形成に強く働く「おもかげ・うつろい」あるいは「アワセ・カサネ・キソイ・ソロエ」という独特の手法について考える。

『千夜千冊』の方が気になりますが。
3.『痴愚神礼賛』(中公クラシックスエラスムス 渡辺一夫ほか訳

ルネサンス時代の社会と人間を洞察して、狂気と蒙昧さを徹底的に諷刺した傑作。現代でもこの諷刺を超えることに成功していない。

世界の名著&日本の名著→中公クラシックスっていまのところ僕が欲しいのは容赦なく後回しにされてる印象があるけど、これは嬉しい。