日々の屈辱

elieli2006-02-07

現代思想2月臨時増刊「フランス暴動青土社)を読了する。
バディウの論考「日々の屈辱」が興味深かった。
黒人の、養子縁組した息子がいたんですね。知らなかった。
この息子が警察の執拗な暴力に曝されるさまを淡々とした、
だが、静謐な怒りをこめた筆致で描かれている。
陣野俊史「ラップと暴動」
ちょっと喰い足りないが、今月下旬に河出書房から「フランス暴動
を出す予定。それに期待。