新たにリスナー増やす気ゼロだろ、この書き方。

90年にデビューしたコデインはスロウ・コア・ムーヴメントの発端。彼らの音楽はけだるくて陰気だった為、評論家はバンド名に引用されているドラッグとの類似点を早速指摘した。しかし、コデインの曲には薬の鎮静効果はなく、自己非難と憂鬱に満ち溢れている。ギターが葬式の鐘のように響き渡り、ドラムは風に吹かれる廃屋のきしむ音のように、ランダムに叩かれる。時には単調になってしまうコデインだが、リスナーの気分によっては非常に絶望的に感じる事があるだろう。その場合はいかなる歌詞でも意味ありげに聴こえ、神秘的なムードがみなぎる。

http://music.goo.ne.jp/artist/ARTLISD17788/index.html