今日買わなかった書籍

や、これはそのうち購入するかも。

自由論の討議空間―フランス・リベラリズムの系譜

自由論の討議空間―フランス・リベラリズムの系譜


ちょっと目次をコピペしておく。

序 自由と自由主義の思想地図[三浦信孝]
 一 イギリス自由主義とフランス自由主義の思想連関
 二 二つの自由――自由主義的自由と共和主義的自由
 三 なぜ「フランス・リベラリズムの系譜」か?
 四 政治的自由主義と経済的自由主義の分節化
 五 モンテスキューとルソー
 六 スミスとコンドルセ
 七 コンスタンとトクヴィル
 八 アラン・ルノーの「共和主義的リベラリズム

第1章 自由とは何であって、何でないのか――一七〜一八世紀の論争空間[川出良枝]
 はじめに
 一 三つの自由概念
 二 ロックの「自由」観
 三 モンテスキューの「自由」観
 むすび

第2章 ルソー――人民主権と討議デモクラシー[川合清隆]
 はじめに
 一 社会契約
 二 一般意志は全体主義の起源か?
 三 討議デモクラシー
 むすび

第3章 アダム・スミスとフランス思想[水田洋]
 はじめに
 一 エディンバラ公開講義から『道徳感情論』まで
 二 大学辞職と最終講義
 三 フランスにおけるスミス
 四 『国富論』の構成
 五 晩年のスミス
 むすび――アダム・スミスの自由競争と同感の道徳哲学

第4章 コンドルセとフランス自由主義――アダム・スミスを読むフランス[安藤隆穂]
 はじめに――フランス自由主義の起源と課題
 一 コンドルセとフランス自由主義の成立
 二 フランス革命とフランス自由主義
 むすび

第5章 コンスタンと近代人の自由[堤林剣]
 はじめに
 一 ルソー批判
 二 自由論とアナクロニズム批判
 三 主権制限論
 四 ペルフェクティビリテ論
 むすび

第6章 トクヴィルとネオ・トクヴィリアン――フランス・リベラリズムの過去と現在[宇野重規]
 はじめに
 一 「フランス・リベラリズム」という問題設定
 二 トクヴィルはリベラルか
 三 ネオ・トクヴィリアンの問いかけるもの
 むすび――フランス・リベラリズムの独自性

第7章 共和主義と政治的近代[アラン・ルノー/三浦信孝 訳]
 はじめに――政治的近代の問い直し
 一 リベラリズムの土台
 二 リベラリズムの共和主義的問題構成
 三 共和主義的リベラリズムと現代共和主義の諸潮流

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