昭和堂の近刊

スピノザ形而上学 

松田克進 著
価格6,300円(税込) 2009年6月発行
A5 320頁
ISBN978-4-8122-0936-3

説明文◆
スピノザが「実体(substantia)」「属性(attributum)」「様態(modus)」という、彼の形而上学を構成する基本的な諸概念によって、いかなる存在論的構造を意味していたかを、明確に理解することを目指した。

デカルトの運動論 −数学・自然学・形而上学

武田裕紀 著
価格4,200円(税込) 2009年6月発行
A5 212頁
ISBN978-4-8122-0926-4

説明文◆
デカルト自身によるまとまった記述がない「運動論」に焦点をあてて、その物理的分析から形而上学的基礎づけへと至る体系的な視点から、その全体像を描き出す。さらにパスカル(仏文学)など同時代人たちの見解を比較することなど、オリジナルな知見を提供する。

政治理論とフェミニズムのあいだ −国家・社会・家族

田村哲樹
価格3,150円(税込) 2009年6月発行
A5 224頁
ISBN978-4-8122-0931-8

説明文◆
本書は、「政治」と「男性ケア」という視点の重要性、つまり、ジェンダー平等は、「女性の問題」としてみるのではなく、「男性のケア」に焦点を当てながら、政治学の中心問題に「フェミニズム」をすえ、考察する。政治学は「政治」をどのように考えるか、と言う問題を真剣に扱うことにより、フェミニズムの理論的考察に新しい知見を提示する。

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