休日。しかも雨。もう一歩も外に出たくない気マンマンなのであるが、ヤボ用があるので出なくちゃなあ... と思いつつ、傘さしながら自転車乗るのが億劫だな... とかダラダラしてるうちに二時間ほど経過。いかん、ということで意を決して外へ。


やっぱり濡れる。同じコンディション(同じ雨に降られ、同様に傘さしながら自転車に乗ってる)でも、他の人のほうが私よりも少なく雨に濡れているように思われるのは何でだろうか。私のさしている傘が(どういう理由でかはわからないが)劣っているからに違いない、と思い込むようにしているのだが、そんな理由に納得できるはずもなく、やはり私のさし方が... と暗くなる。


銀行へ到着。預金おろし。あれだ、あんなに億劫がってたのに外出る決心したのは、ダラダラしてっと時間外手数料を取られる時間帯になっちゃうよ、ってのに促された、ってわけで、心理的な負担(と本人が思ってたもの)も105円でイチコロかいな... って私は安い男だな、とさらに暗くなる。明日、明後日は土日だしね。


続いて某医院へ薬を処方してもらいに(気休め)。だいたい4種類(場合によって3種類)処方してもらってるんだが、そのどれもが一日二回食後に飲むもので、しかも処方される個数は同じなのに、減り方が一様でないのはどういうわけなんだろう。決められたように薬も飲めない私ってのはどうなんだろ、と暗い気分にさせられる。


コンビニで某支払い。一種類だけ口座引き落としに変えるのがメンドウでそのままコンビニ払いにしてるやつ。なんで外出ることよりもメンドウに感じられるかは今もってナゾ。なんか、一定の期日に引き落とされるんじゃなくって、支払う日くらい自分で決めさせろ、ってのがあるんだよな。どうせ支払うのだから一緒なのだが...
本当は支払うか支払わないかも自分で決めさせてくれ、とか思ってたりもするのだが、それやっちゃうとサービス自体が受けられんようになりますよ。
寄り道のできる男を目指してるので(ので、なのか?)エルマガを立ち読みしてみたり。左京区特集。そうだ、京都いこう、ってな感じでふらっと京都へ、ってのは憧れるよね。私は大阪在住なので楽勝でいけるハズなのだが... 私がまだ大学生をやってた頃に、中高での同級生の下宿を訪れて以来(帰省のついで)足を踏み入れてない希ガス。他の中高の同級生(複数)も彼の下宿の近辺に住んでたので、ホイホイ集まってきてたんだな。ま、それはいいのだが、それじゃ麻雀でもやるべぇ、っていう雰囲気になり、みんなノリノリだったのだが、麻雀のできなかった(今もできない)私は、最初のうちは友人達の肩ごしに牌(っていうんでしたっけ)をのぞいたりしてたんだが、もちろん、見てるだけではなにが起こってるのかまったく見当もつかなかったり。そして、時間が経つにつれ、あれ、なぜ私はここに留まってるんだろう、と思ったり思わなかったりしたとか。いかん、余計なことを思い出して暗くなってしまうではないか。


帰宅。各所への滞在時間はわずかでも、用事を何個かこなさなきゃならんてのは、やっぱり疲れる。というか、こんなのきっと他の人にしてみたら用事のうちに入んないべぇ、ってのにもうすうす気がついてるので、それにさえあっぷあっぷ、っつうのはどうしたもんだろう、と、思いつつ仮眠。


目が覚めると、『男達の別れ』を通しで聞いてみたり。泣く。(あら、もうこんな時間だわ)


...そもそも十年前の時点で、十年経ってもなにもできないままだろう... とは思っていたのでそれはまあ想定の範囲内なのだけど、問題は次の十年だよな。(ほぼ)不惑っすよ、不惑。惑う(ってるハズだ)っつーの。で相変わらず「やっぱりなにもできないよ」な私のありさまを(現時点で)容易に思い浮かべることができる&おそらくそのまま推移していくように思われるというのは... 成熟むつかし。