1.読み始めた本

半分ほど。泣ける。メモ(したいところは多数)とりあえずこんだけ。

そこで、私は私の反資本主義的な立場にも拘はらず、こんなことを心に浮かべる。フランスでは、大実業家から小商人に至るまでみな一様に、民衆の好みにそふためには、どんな工夫をしたらいいかと心を砕いてゐるのを。そして彼らの一人一人が競争者にうち克つためには、どんな趣向をもつてきたものかと、あらゆる敏感さと狡さを働かせながら懸命になつてさがし求めているのを。......ところが、ここでは、さうしたことに関しては国家はいっこうに構はうとしない、競争相手をもたないが故に。しかし、さうすると品質は? 49ページ

旧字出ません、あしからず。

それに、ソヴェトでは慈善(フイラントロピイとルビ)などといつたものが行はれてゐないことだ。ほんに単純な恵すらも。そんなことは、国家がやつてくれることになつてゐる。国家がすべての任にあたつてゐる、だから人々は他人を救済するといつた行為を必要としなくなるわけである。82ページ

明治九年

「〜をつくる」しばらく浮気。

2.読了本

メモ
Contemporary Debates in Applied Ethics (Contemporary Debates in Philosophy)