1.読み始めた本

えーと、ある種の男の子たちにとっての母のオトロシサよ、ということで羽入「〜哀しみ」をそのうち再読しようか、と。
...ちょっとパラパラしてみた。小見出し「まずい食事」から

生の牛の細切り肉を買ってきて、料理したというが、あのヴェーバーに一体どういう料理が出来たのか、極めて疑わしい。それに、目玉焼き四個である。これではタンパク質とタンパク質で、栄養のバランスが全く取れていない。これが毎晩の夕食として続くのである。試験勉強の準備をしているのであるから、一日の時間を厳密に区切って勉強するのはまだ良い。ただ、それだけきちんと勉強しているのであれば、晩飯は料理屋に行って、ワインの一本も頼んで、うまい飯を食べても、別に罰は当たらぬのではないか。(以下略)

単行本で読んではいるが...

プラナリア」は、五つの短篇である。内容はたいしたことではない。市井のゴミのような話である。

こういう選評を書いても、「ああ、あの人らしいや」と愛でられるような人に、私はなりたい。

2.読了本