沈黙しといたほうがイイ

夢を見つつ、その夢を「これは現実ぢゃないよ」と私が判断している(という夢、だろう、たぶん)において、夢にダメ出しする私(これは現実ぢゃないよ)の言う現実が、夢にダメ出しする割には、いわゆる「現実」においては問題となるであろう不可思議なことの多くを放置している、からやっぱり夢なのである... という、まぁ、珍しくない話。
...でもさぁ、これって、大枠においてだいたい同じである夢、をみる頻度と関係あるんじゃねぇ? というのが私のささやかな経験(むちゃくちゃ広い意味で取って下さい)からの暫定的な思い込み、である。「今までに見たこともないような夢」を見ることができる(かどうかはさておき、とりあえず見る、として)、その夢(初体験)で「これは夢じゃね?」と懐疑するのは困難なように思えるのだ。(私にとっては、というマジックワードつきで主張) ええとですねぇ、何が言いたいかと言うと、「今までに見たこともないような夢」だと、その夢を全うするのがせいぜいな気が(私にとっては... 以下略)
で、なじみの夢における「これは夢だヌーン」と私が(夢で)みなす、その私が見ている夢は、痛みに関るものである。
(1)これはバリエーションが多い。
が、共通点は頭が破裂する夢。頭が締め付けられる感じ。孫悟空の輪っか、とか、万力で締め上げられている。しかも頭、というよりは、脳そのものに輪っかがハメられたり、万力が締め上げてくる。これは激甚な痛みだ(夢の中で)。この夢を見始めた頃は、「死ぬー」(夢の中で)→ガバッ→起床(汗ビッショリ)だったんだが、あまりにも多く見すぎるせいか、(夢の中で)頭が破裂しつつも、「これは現実ぢゃないよ」と夢の中で思っている私がイル。ただ、夢において「現実ぢゃないよ」(そして実際現実ではない)からと言って、破裂しつつある私の痛み(そのもの)は、(夢の中では)消えない。夢の中で「これは現実ぢゃない」とみなす私、は、夢の中での痛みを無害化(見ている夢の中では消えなくとも、いずれ消えるよ、ということを示唆することで、痛みを引き下げる、というか)するために要請されたのではないかと思う今日この頃。
(2)異同が極端に少ない
足の小指(の付け根)から下がること2センチほど(注:2センチほど... は起きている私が、「夢の中ぢゃだいたいこの辺だったかな」を、マッピングしていることに注意)のところに棘が刺さっている。かすかに痛い。抜こうとする私。そして、いざ抜く、その時。それまでは小さな棘と思われたものが、実は無尽蔵の容量の黒いカタマリで... (抜いても抜いても抜けない)。ここで激甚な痛み発生。(初めて見たときはここで起きた、ハズ)。これも繰り返し見ることで「でも夢だし...」となるのだが、やはりそれでも(夢の中で)抜いている時の痛みそのものは消えない。
(3)... いろいろあるが、書いているうちに(わりと)どうでもよくなってくる(略)


それにしても、私の見る夢の素材の少なさ、にイヤンなる今日この頃。(2)なんてエロ的観点からしょうもない解釈ができそうだが、それは他ならぬ私のしょうもなさ、なのである。(と、とりあえず断言)。


夢語りは徒労ですよ、はじめは勢い込んでも、書いているうちにどうでもよくなりますよ、というところで中断。